フィジーでの4週間の語学留学が終了しました。
4月9日(土)20時に成田に到着し、本日4/10(日)9時にフィリピンに出発。今更ですが、なかなか無茶なスケジュールを立てたなと思います。快適な睡眠はとれませんでしたが、なんとか体調崩さずやっています。こんなことできるのは今だけですね。
フィジー留学の雑感を一つ
色々感じたことはありましたが、とりあえず一つだけ書きます。
仲間や家族を作るというのはなかなかいいものなのかも、と思いました。
豪雨体験
フィジーでの最終週は豪雨でホームステイ先の家はあわや浸水、という状況にまで陥りました。ほぼ毎日停電し、ある夜は近くの小学校に家族と親戚で避難して一夜を過ごすことに。
フィジーの雨季。ホームステイ先が浸水して近くの小学校で一晩を過ごしました。
こういうことが無い日本はいい国だなー。水も電気もネットもそう簡単には止まらないしねー。
という感想はもちろんありましたけど、その一方で、フィジーの人たち(インディアンだけど)の避難する様子を見て少し思うことがありました。
ホームステイ先の父、母、息子、息子の嫁。すぐ隣に住んでる娘、娘の旦那、娘の子供2人、自分の9人で避難中。子供の面倒はみんなで見てるからそんなに負担はない。大人数で一緒に暮らすのもいいな。日本の核家族は大変だよね。夫婦だけで子の面倒は大変でしょ。
もし、こんな状況を一人暮らしで迎えたら、さすがに一人好きでも心細いでしょう。周囲の人たち、もしくは家族と助け合う必要があります。そのほうが生存確率も上がるし、心強いです。家族を形成するというのは、生存確率を高めるためにも必要なことなのかもしれない、ということを実感しました。日本ではそんなことあまり感じません。
人狼ゲーム
【究極の心理戦ゲーム】初心者でもわかる『人狼』ゲームの遊び方【決定版】 | ロケットニュース24
フィジーでは日本人留学生たちと飲んだりリゾート行ったりしました。その中で、人狼ゲームをやる機会がありました。
ゲームの説明は省略しますが、このゲームはいかに市民同士が協力できるかが生存していくための大きなポイントとなります。この中で役割があり、一般市民はとても貧弱で、生存できる確率が低いです。ただし、「恋人」という役割を持つこともあり、恋人同士になった二人は、お互い、少し協力し、生存確率を上げることができます。
やはり、いざというときは、そういう強い結びつきは必要になるのでしょう。
結論
避難体験と、人狼ゲーム。関係のなさそうな2つの出来事を続けて経験してみて、結びつきの強い関係を作ることは、生きて行くために必要なことなのかもしれない。でも、今の日本ではそれを実感することが少ないな。だって命の危機とかないし。などということを、ふと思いました。
そういえば、東日本大震災が起きたあとは結婚率が上がったとか聞いたような。
震災後、離婚相談2倍に。震災婚は3タイプあると判明│NEWSポストセブン
でも離婚率も上がってるとか。
で、結論は
「未婚の人は生命の危機を感じる発展途上国で生活すれば結婚できる確率が上がる。」
といことで。
留学で学んだ一つのことでした。