大分の宿でまず一泊し、翌日は由布院に行ってみることにしました。
立場が違えば、珍しいと感じるものは異なる。
ビールとつまみを買って由布院へ。出た、一両車両。久しぶりに見た。でも、大分の人が東京に来ると、15両車両を見て写真撮るらしい。お互い様だね。#大分 #由布院
1時間弱で到着。
とりあえず美味しいお店を検索して、そちらに向かいます。
いい景色。平日ということもあり、人はそんなに多くないです。
目的のお店「山椒郎」に到着。
テラス席もある落ち着いた大人の雰囲気のお店です。
ここで「合わせ箱(山)」2,000円をいただきました。
色鮮やかな野菜です。生だったり茹でたり、いろいろな野菜を30種類以上使っています。
野菜がたっぷりで底が見えませんが、豊後牛とご飯が入っている。
野菜は新鮮で甘い。豊後牛も肉の味がしっかりしていて美味しい。
フィジー、フィリピンから帰ってきて、野菜料理のありがたみを感じる日々です。
「ゆふいん地ビール」も合わせていただきました。満足。
お昼を済ませて、日帰りで入れる温泉を目指して歩いて行きました。
30分ほど歩いて金鱗湖に到着。
めっちゃ鯉が多い。
湖のすぐ裏にある「下ん湯」という温泉に入りました。200円で入れます。無人なのでお金を入り口で投入。
ここは金鱗湖側に露天になっていて、のんびりとできるいい温泉でした。
温泉に入り、積極的に話かけてきた体格のいい(ふくよかな)男性としばらく世間話をしていると「この近辺、地元近いんですよ。ご案内しましょうか。」という提案を受けて、車で案内してもらうことに。
フィジーやフィリピンで現地の人にさんざん騙されたりしてきたにも関わらず、ノコノコとついて行きました。きっと大丈夫でしょ。こういう突発的な出来事が好きです。
男性に連れられて、由布院の一番の繁華街をゆっくり観光してから「宇奈岐日女神社」へ。
ここの雰囲気や大木を見て男性はとても感動していました。
「いやー、いい神社だ。来てよかった」
しかし、地震の影響でしょうか。敷地内では一部が散乱した様子。
温泉や飲食店街では熊本地震の影響は感じませんでしたが、この神社は影響を受けてしまったようです。
神社を見た後、大分の宿まで送ってくれるといいます。なんていい人なんだ。しばらくすると景色のいい道路に。
「あ、ここは『やまなみハイウェイ』といって、人気の道路なんですよ。」
まじすか。もう帰るだけだと思っていましたけど、帰りも観光になってしまいました。ラッキー。
おおー、いい景色。
気持ちがいいです。
途中、男性が「LINEの連絡先でも交換しましょうかー」とおっしゃってくれたので交換。LINEのIDで検索すると「九州よしもとトリテン一徹」という名前が表示。
ん、よしもと?
どうやら吉本興業の芸人さんだったらしいです。現在は大分県の佐伯に帰省中で、由布院や別府の地震被害が気になって見に来たとのこと。地元愛ですね。なんとなく芸人だということは気づきましたが、普通に接しながら引き続きドライブ。
由布院を抜け別府に入りました。一徹さんは車で通る場所で気づけば、その都度いろいろと説明してくれました。「別府でしたらこのホテルがいいですよ。」「別府は昔ながらの温泉街で、由布院は最近差別化でオシャレな感じになってます。」などなど。ガイドまでしてくれます。なんていい人なんだー
とうとう大分の宿舎の目の前まで送ってもらっちゃいました。別れ際に「明日、もし佐伯方面に来られるんでしたら、その先の宮崎県の延岡市まで車でご案内しますよ。」と言っていただきました。え、そこまでしてくれるの?結局、高速バスで直接宮崎市まで行ったほうが早かったのでお断りしましたが、めっちゃいい人。
ノープランだからこそ、こうした出会いや予期せぬできごとを楽しむことができます。もちろん、悪い意味での予期しない出来事もあるかもしれませんが、今はどちらも楽しめる心境です。ざっくりと方向性だけを決めた旅は楽しいですねー
夜は夜で大分のグルメを楽しみました。
大分駅近くの「かみ風船」へ。いい感じの雰囲気です。
豊後牛の和風焼き900円。九州旅行で一番美味しい肉だったかも。とってもジューシー。
関サバ刺身。1,000円するだけあってプリプリ。
つくね、鶏皮
シメは「ちゃが商店」でつけ麺。スープにレモンが入った塩つけ麺があっさりで美味しい。
美味しい野菜を食べられる店
山椒郎 (サンショウロウ) - 由布院/懐石・会席料理 [食べログ]
日帰り温泉
帰り道(リンク先の第2位)
爽快に駆け抜けたい「2016絶景道ランキング」!全国の絶景を知り尽くしたライダーが投票! - Find Travel
大分郷土料理
かみ風船 中央町店 (かみふうせん) - 大分/居酒屋 [食べログ]
塩つけ麺