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『イマドキの若手社員が前向きに残業する気になる「魔法の一言」』という記事で言ってることは違うと思う。

以前、ダイヤモンドオンラインで『なぜイマドキ新入社員は定時で即帰ってしまうのか』という盛り上がった記事がありました。燃えましたね。

 

(以下リンクは、その記事に対して言及しているキャリコネニュース記事)

news.careerconnection.jp

 

働き方についてのネタはつきないようで、今日はこんなタイトルの記事を見かけました。

『イマドキの若手社員が前向きに残業する気になる「魔法の一言」』

 

citrus-net.jp

 

 

タイトルを見て「おお。また燃やしにかかってきたな」と思いました。

もうタイトルからしてツッコミどころ満載。

 

「いかにして残業しないで済むように業務を調整するか」

という観点は、すっとばしているという。なるほど。ではそのつもりで読みます。

 

本文にはきっと少しは納得できる違う話が展開されていると思いきや。。。

 

・・・ 

 

いや違うでしょ。え、ウソ、まじで?

ところどころおかしい。自分の感覚とは大きく違う。

 

そして最後に出てきた『前向きに残業する気になる「魔法の一言」』というのが

 

「あなたの成長につながる…」

 

うっそー

びっくりしました。

 

それ、(個人的には)一番言って欲しくない言葉。

それがたとえ事実であったとしても、一番言われたくない。

「残業することはあなたの成長のためであって、我々はあなたのためを思って仕事を担当させてあげてるんだよ。」みたいなことですか?

 

まさか、自分が以前の会社に8年間勤めていて上司から言われて一番イラっとした台詞が『残量する気になる「魔法の一言」』だとは。(自分のときは「あなたのためを思って言ってる」だったけど、ニュアンスはほぼ同じでした。)

 

そもそも、記事の中で若者を馬鹿にした感じがすごい。

 

実は多くの大学生が就職活動に必ず口にする言葉がある。

 

「自分が成長できる会社で働きたい」

 

なぜかはわからないが、日本の多くの若者は「自己成長病」にかかっていると言ってもいいくらい「成長」を求めている。ある意味「残業せず帰る」というのは彼ら彼女たちの中で「残業=自分の成長」になっていないからだ。

 

『なぜかはわからないが、日本の多くの若者は「自己成長病」にかかっているといってもいいくらい「成長」を求めている。』

 

これどうなんですか?完全に若い人を馬鹿にしていませんか?

だいたい「イマドキ」ってカタカナも何なんですか?(もう粗末な点まで気になってきた)

 

ここで個人的な意見として、残業する気になる「魔法の一言」をあえて挙げるとすると(いや、残業はよくないですよ。ダメだけど、どうしてもやらなければならなくなった状況だとしたら)

 

「ちょっと困っているんだ。手伝ってくれないか。」(依頼)

 

という言葉と、終わった時に

 

「ありがとう。助かったよ。」(感謝)

 

ではないですか?

  

他にもツッコミどころが…

 

上司は若手社員に「残業」をしてほしいわけではなく、そんな「働く姿勢」を見せてほしいだけなのだ。

 

結果じゃなくて見た目とか姿勢ですか?

 

私はよく社会人向けの研修プログラムの中で「自分が入社して一番成長した瞬間」を聞くが、必ずと言っていいほどその成長エピソードの時期はどの社会人もかなり残業をしている。

 

一理あるかもしれないですが、かなりの残業しすぎで心身を病んで取り返しのつかなくなる人もいるから気をつけて下さい。バリバリ働くのが向かない人もいるので。

 

まあ、こうやって、とある世代を画一的に「今時の●●代は××だ」という話は盛り上がりますね。まんまと釣られました。

 

お願いですから世の中の先輩社員さんは、「あなたの成長になるから」なんて台詞で残業をお願いしないであげてください。双方不幸になります。依頼と感謝の言葉、あとは若手社員との関係性によって、いろいろ効果がある言い方は変わってくるはずです。

 

おわり