40代のさいたま大家への道

なかなか不動産投資を始められない様子を書いてます

フィリピン留学で一緒だった友人と再会しました。お互いの人生に幸あれ。また来年飲もう。

今日はフィリピン留学時代に知り合った高田(仮名)と会った。

 

自分よりも4つ年下で、会社を辞めて4〜9月の半年間フィリピン留学をしていた。(自分は4月の3週間のみ)

 

今は一時的に日本に帰国中とのこと。明後日からオーストラリアにワーキングホリデーするという。

 

オーストラリアに行く前に、一度一緒に飯を食べようということになり、池袋西口で待ち合わせをした。

 

自分「久しぶり!なんだその髪型!?」

 

高田「いやー、フィリピンで半年間放置していたからね。笑」

 

半年間、まったく髪を切っておらず長髪になって、怪しいアーティストのような風貌…

だいぶ見た目の印象は違うが、少し話すと全然変わっていなくて安心した。

 

しばらくオーストラリアに行ってしまうということなので、なかなか食べられないであろうラーメンを食べることに。一緒に歩き、適当に見つけたラーメン桂花へ。池袋はラーメン激戦区ということで少し迷ったが、あまり時間をかけるのももったいないので、サクッと選んで入店。

 

注文を済ませ、席に座る。

 

自分「最近どうよ?」

 

高田「廃人だよー」

 

自分「はは。なんでだよ」

 

高田「ちょっと燃え尽きたのもあるかもしれないけど、日本に帰ってきて毎日何もしない日々を1ヶ月過ごしてる。こうやって人に会うのだけがまともな行動かな。」

 

自分「まあ、そういう時期もあるよな」

 

高田「勉強もしない。仕事もしない。こういう生活ってダメだな。おもしろくない。YouTubeが好きでよく見るんだけど、今の状況だと楽しめないよ。笑」

 

自分「分かるなー。俺も半年間旅したけど、後半の旅はすぐ飽きた。何も生み出さない。何も成長しない生活は面白くないよね。旅みたいに、外部からの刺激を楽しむ遊びはたまにするくらいがちょうどいいよ。」

 

高田「あー、なんか分かるわ。それもあって、勢いでオーストラリア行くの決めたわ。さっさと働きたい。」

 

過去の記事(旅で外部の刺激を楽しむのもいいけど、一箇所にとどまって自分の変化を楽しむほうが好きかもしれない。)でも同様のことは思ったが、お金を消費して外部からの刺激を楽しむようなやり方は、個人的にはずっとやってると面白くない。なので、自分には世界一周は無理。旅はたまにするくらいがちょうどいいと感じる。

 

高田「こんな生活やばいよな。今29歳だけど、こんなことしてていいのかなー」

 

自分「いいでしょ。俺なんかもう33歳だよ。28歳で会社辞めて好きなこと始められたんだ、まだまだこれからだよ!」

 

高田「『まだまだこれから』か。そうなんだ。もう30歳だと思ったけど、そういうもんかなー」

 

自分「そうだって。まあ、それは俺が33歳で、相対的に若いっていうのもあるけどね。俺もそれくらい早く考え方変えて会社辞めたかったわ。」

 

本当にもっと早く辞めばよかったと思う。自分が何を大切にするのか。価値観を改めてちゃんと考えたのが31歳のときだった。8年間、同じ会社で苦しみながらずっと働いていた。「ここでダメだったら他でもダメだ」「もっともっとがんばらなければダメだ。自分の努力不足だ」「もっと上を目指さなければ」

といういう考え。

 

今、改めて思うと、それは間違い。お金とか、出世とか、そういうものが自分にとってどういうものなのかを考え直し、それは必須ではないということに気づいた。今では激しく働くことを辞めて、やりたくないことを、できるだけ日常から排除している。起きている間、やりたくないことだけやっている人生は、死にたくなる。

 

ラーメンを食べ終え、池袋駅西口プロントでさらにお茶をして(自分はビールですが。笑)3時間ほどの、つかの間の再会は終了。

 

高田「明後日から1年間オーストラリアに行って、それからさらに別の国にワーキングホリデーに行ってくるよ。途中で挫折して帰って来ることもあるかもしれないけど、楽しんでくるわ。」

 

自分「まあ、いいじゃね。挫折したら帰ってきな。また飲もうぜ。」

 

自分と同じように、世間的な成功や幸福の道を外れた人生。しかし、自分で選んだ人生。精一杯悔いなく、楽しんで来ることを祈っている。

 

お互いの人生に幸あれ。また来年飲もう。

 

 

フィリピンのボホール島で一緒にジプニーに乗ったときの高田

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