旅はまだ序盤です。
ようやく7月19日(日)です。
前回は、友人Aと仙台で美味しいお酒を飲みました。
本格的に東北の旅が始まります
友人A宅で目を覚まし、何も決めずにだらだら過ごしていました。起きてシャワー浴びて、朝食にそうめん作ってもらって、テレビ見て。。。
今日どうしようかー、なんて話しをしていました。
ぼちぼち失礼して一人で仙台から北上しようと思っていました。そこで、友人Aの彼女が
「南三陸でおいしいウニ丼が食べられるよ。」
と言いました。
じゃあ、それだ。
決まりました。勢いです。
これくらい、色々な決断を軽いノリでできることが楽しかったです。仕事ではこうはいきません。そして、決断を軽いノリでやるということは人生においても大切なんじゃないかと思いました。この旅では色々な判断を適当にやっています。でも、それで楽しい旅となったので、それでよいと思っています。
さっき、そうめん食べましたが、すぐに頭はウニ丼で埋め尽くされました。そんなに大食いではないのですが、やはり旅といえば食ですね。車に乗って、いざ南三陸へ。
うに丼食べに「南三陸さんさん商店街」へ移動
友人Aと彼女にとっては恐らくデートとなっているはずの日。ごめんなさい。もうちょっと同行させてもらいます。笑
久しぶりに運転させてもらいました。ドライブ楽しい~
仙台から南三陸まで北上しました。
2時間ほど車を走らせて「南三陸さんさん商店街」に到着。
宮城県本吉郡南三陸町の志津川地区に震災後に開設された仮設商店街です。商店街の中を歩いてみます。日曜日ということもあり人通りもボチボチありました。
中央広場では催し物も開催されていました。
この旅で初めて復興中の雰囲気を感じられる地域に行きました。建物は全て仮設住宅。
まだこういう建物で暮らしている人がたくさんいるんだ。震災から4年経っても。東京にずっといると、そういうことをすっかり忘れます。テレビの中だけの世界だったものが、目の前に広がります。
この4年の間、色々なことをしてきましたが、その間もずっとみなさんここで暮らしていたんですね。そんなことを考えてはみましたが、そこにいる人たちはいたって普通。元気に、当たり前に今を生活しているように見えました。
さて、目的だったうに丼を食べましょう。
各店舗がそれぞれ同じ「南三陸キラキラ丼」という名称で、季節ごとにどんぶりを出しています。夏の時期はウニらしいです。ちょうどお昼どき。各店舗どこも行列となっていました。その中で、比較的すいている「豊楽食堂」さんに並びました。30分ほどして店内に入れました。炎天下の中、待ちましたよ。。。
うに丼を注文してもなかなか来ない。でもそれでいいです。
注文はもちろん名物の「南三陸キラキラ丼」(2,600円)にしました。せっかくなので「ほやの刺身」(500円)も注文。
すぐにほやの刺身が到着。
プリプリで美味しかったです。貝の独特の臭みはあるので、苦手な人は食べられないでしょうけど。これを3人で分けながら食べました。
それからキラキラ丼が。。。来ない。
来ない。来ない。
そんなに複雑な調理を必要としないはずなのに、この遅さはなんだ!?店内、厨房を観察したところ、どうやらドンブリの器の数が客数よりも少ない模様。他のお客さんが使っているドンブリを下げられないと、次の注文が出せない!?
業務改善の余地がありすぎる!
しかしこの日の僕は、あまりそこにはイライラせずに、そういうものだと割り切ってのんびり待つことにしました。
今の僕の中では「改善」とか「成長」とか「拡大」などというものは否定の対象なので、いいんです。店のおばちゃんを見ながら「いいよ。ゆっくりやってね。」なんて思いながら待っていました。
仕事では「改善」「成長」「拡大」というものは止められませんでした。その結果、仕事が嫌になってしまったので、これらを求めないようになりました。自分にも、他人にも。
30分以上待って、ようやく来ました。
おー、ウニだらけだ。
うまいです。ウニの下のごはんが大盛りになっていましたが、なんとか食べられました。焼きそばがつくのは謎です。しかも具が無し。そういう文化なのでしょうかね。不思議。
ウニ丼食べた後は「阿部茶舗」というお店で食後の抹茶ソフトクリームを食べました。
しっかりした抹茶風味でおいしかったです。しかし、なぜかモアイです。
その理由はこちら。
チリから送られてきたモアイをモチーフにしているんですね。チリの心意気に感謝です。初めての復興商店街でおいしいうに丼とソフトクリームをいただきました。このペースで書いてるとと、なかなか旅が終わりません。笑
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