まだ以下の本を4分の1までしか読んでいないのですが本記事タイトルの通りの気持ちになっています。
本書について
現在の本ブログのタイトル「2011年新築購入の赤字ワンルームRCをどうするかを考えるブログ」の通り、不動産売却を行いたいと思っているので「不動産」「売却」などで関連本を色々読んでいます。
10冊近く読んできて、ちょっと手を広げてみようと思って見つけたのが本書です。Amazonでの評価も高かったのですぐ読みたくてKindle版を購入しました。
2016年に書かれた本で、株式会社コン・パスの代表の村上俊介氏が書いています。
「不動産投資」ではなくて「不動産投資事業」
「はじめに」に書かれている部分を読んみました。
不動産投資によって窮地に立たされている人たちの相談を受けると、かつて債務整理の仕事で関わった住宅ローン破産者の人たちの状況とかぶってしまいます。
要因は複数あるのですが、共通しているのは「他人任せ」ということ。切羽詰まった状況に陥ってなお、当事者意識が低いのです。
不動産投資は事業です。物件を探し、事業計画を立て、銀行に融資を依頼し、所有者として物件を貸す。事故や不具合に対応して、家賃収入を得、会計処理をして、税金を収める。どう見ても不動産業者とやっていることは同じですよね。
それにもかかわらず、行き当たりばったりで思考を停止させ、他人の言うことを鵜呑みにしてしまう人が多いのです。その結果、自分が失敗していることにぎりぎりまで気づかず、また、失敗しても誰かが助けてくれる、何とかなるだろうと考えてしまいます。
しかし、銀行はそんなに甘くありません。きっちり回収に来ます。そして破産へと追い込まれるのです。
「不動産投資」ではなくて「不動産投資事業」
これを気づかせてもらえただけでこの本を読んだ価値がありました。(まだ3章中1章しか読めていませんが)
受け身ではダメ。事業を運営している意識を持って主体的になる
本書の冒頭では当事者意識ゼロで年収800万で2億近いローンを組んで地方の一棟物の物件を購入してしまい、その後転落していく例が挙げられてます。
自分の場合は組んだローンはその半分以下だし、全て都心駅近ということで致命傷は避けられていますが、じわじわとダメージを食らっているような状況です。
被害が少ない分、思考停止状況に陥っていたかもしれません。
「不動産投資事業」として考えるなら放置するなんてありえません。
事業であるならば、時間を確保し、タスクを管理し確実にこなし、必要なことは費用をかけてでも勉強し、主体的に取り組まなければなりません。現在の資産の状況なども管理し、今後の計画も建てる必要があるでしょう。
ああ!
今日からもう「不動産投資やってます」なんて言い方はしないで、せめてTwitterでは「不動産投資事業をやってます」と言うようにします。
自分自身が「事業をやってるんだ」という認識をするために。
今まで色々本を読んで勉強してきましたが、それだけでは足りません。
事業の計画や数字の計画など、具体的にタスクに落とし込んで着実進めていきます。
サラリーマンとして働いていますが開業届けも出しましょう。
こういう記事も参考になりますね。
不動産投資を「事業」と考えるべき4つのポイント | TATE-MAGA | 不動産投資マガジンのTATE-MAGA
今更ですが「不動産投資事業」として今後は取り組みたいと思います。