会社を辞めたい。辞めたあとはどうしよう。
そんなことを考えながら色々な本を読んできました。色々と読むうちに会社を辞める勇気をもらうことができました。辞意は会社に伝え済みです。
それでもまだまだ会社を辞めることに関する本に興味を強く持っています。
今回は以下の本を読みました。 (Kindle版のみ)
レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方
- 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次
- 出版社/メーカー: WOODY
- 発売日: 2014/11/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
登場している人に共通しているのはブログを書いているということ。会社に勤めている人もいれば、ブログで生計を立ててる人もいます。そんな彼らが個別に考え方や生き方についてコラム形式で書いています。(前回の記事で載せた人たちで本書に関わっているのは池田勇人さんくらいです。)
色々な方の価値観に触れることができてよかったです。今の自分は、そうした色々な価値観に触れて、自分の価値観を形成していきたいと考えているので。また、ブログの運営についてなどでも参考になる点がありました。
ブログ「ぐるりみち」を運営されているけいろーさんのコラム
「好き勝手」「楽しく」をモットーに
僕の基本スタンスは「好き勝手」。アクセス数や収入に注力するのでなく、ジャンルを限定するのでもなく、読者さんを過剰に意識した記事作りをするのでもなく、自分の思うまま、愛のままにわがままに、自由にブログを書くことをポリシーとしています。
ぼくもブログは楽しく書くことを最重要視しています。(アクセス数や収入も楽しんで増やせたら一石二鳥くらいに考えています。)会社で求められていることとは真逆の価値観です。会社では「楽しく」というのは全く重要視されず、利益や結果重視です。そういう中でひたすら耐え抜いた結果、精神的にやられそうになってしまったので、「楽しく」ということがどれほど大切なのかは個人的にもとても大切なことだと思っています。
「精神的充足<物理的充足」という価値観
会社員時代には、「精神的充足<物理的充足」だったのが、退職して無職となってからは、「精神的充足>物理的充足」となり、完全に逆転した格好です。「物理」というよりは、「金銭」と言った方が分かりやすいかもしれません。お金を使って買う「体験」や、物欲を満たすことによって得られていた充足感。
お金のかからない、別の「体験」にシフトしたと言えるでしょう。それが「ブログ」であり、オンラインのつながりがもたらす関係性です。
ぼくは会社を辞めて給料が減ることにより、「物理的充足」が以前よりも減る予定です。しかし、それよりも大切な「精神的充足」を得るために会社を辞めます。
会社で疲弊して稼いだお金で「物理的充足」を求めるより、給料が減ったとしても働く量を減らし、得られた時間でブログを書いたりして「精神的充足」を得ていく生活をしていこうと思っています。
「隠居系男子」を運営している鳥井弘文さんのコラム
この方のコラムでは主にブログ運営について参考になりました。
「場」→「情報の交差点」→「市場」を創り出す
まずは自分の好きなことをネットで発信し続けること。発信し続けると、自分と同じような人たちが集まってきて「場」が形成される。情報発信をさらに続けると、「これも、あなたが配ってください」という新しい情報が集まるよう交差点のようになる。配られた人は、配られた情報が信頼できたら次の情報を待つ。そこには不定形な市場が作られていく可能性もあります。こうして「場」→「情報の交差点」→「市場」にまで発展する。
なるほど。そういう市場を作り出す力がブログにはあるということです。今は「楽しく」というのがメインとなっていてブログを運営していますが、徐々にこの考えを取り入れていきたいと思っています。いつかは収益を上げたり、自分のブランディングとして活用したいです。
そして、そんな市場を作り出すための方法も述べています。
ネット上で注目される専門家になるためのテンプレ
ネット上で特定のコミュニティ内で有名な専門家になるためのテンプレというのは確実に存在します。そして誤解を恐れずに言えば、このテンプレをちゃんと守って実践するだけで、誰もがネット上で専門家になれてしまいます。
その中で特に気になったのは「徹底的に特定の分野の情報を発信し続ける」ということ。その際に専門的な情報と私生活に関する内容は8:2程度にとどめておくべきとのことです。ちょっとこれはできていません。
他にも「定期的に更新して読み手のルーティンの中に組み込む」「普通の人が面倒くさいと思う部分を代行して、情報をまとめて提供してあげる」「実体験を通して感じたことのみを発信していくことで説得力が大きくかわる」などなど、参考となる点がたくさんありました。
おわりに
他の方々のコラムも共感できたり勉強できたりする面が色々ありましたが、主に上記にあげたお二人のコラムが面白かったです。お二人のブログは、今後もチェックしていく予定です。
ちなみに、ぼくは会社の上司がメールの最後にいつも書いている「ではでは」を使わせてもらっていたのですが、隠居系男子を読んだら「ではではー!」という終わりのことばが使われていました…そっちのほうが元気があってなんだかいいですね。
「結びのセリフ」は色々試してみることにしてみます。
レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方
- 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次
- 出版社/メーカー: WOODY
- 発売日: 2014/11/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る