東日本大震災被災地を巡る旅の続きです。
奇跡の一本松を見学。ベルトコンベアーがすごい。
3日目朝、気仙沼から陸前高田市の奇跡の一本松へ向かいます。
BRTで1時間程度移動です。途中から岩手県に入りました。
バスから降りて15分程度歩いて到着
建物がほぼ皆無。
奇跡の一本松もすごかったのですが
瓦礫が撤去されて、何も無い大地に巨大なベルトコンベアーがあちこちに広がってるのが壮観でした。
(こちらの方の記事ですごさがもっと分かります。もう撤去されてるみたいですが。)
陸前高田のベルトコンベアがかっこいい - デイリーポータルZ:@nifty
かつてはこんな街並みがあったなんて信じられん。
釜石市へ移動
奇跡の一本松駅に戻って、またBRTに乗って岩手県の盛(さかり)駅を経由して釜石へ向かいます。
盛駅でBRTは終了。JRの駅を出ると隣に三陸鉄道盛駅(写真左)がありました。
三陸鉄道盛駅からは単線電車になります。
1日に10本…東京の電車とは違う乗り物だと思ったほうがいいです。
しばらく電車に揺られて、ようやく釜石に到着。
駅前には広大な敷地に広がる新日鐡住金の製鉄所。
どどーん
地図で見るとこんな感じ。(赤枠の部分が敷地だと思います)
右上の小学校と比べると、めちゃくちゃ広い。もともと鉄鋼で栄えた町だったんですね。日本最古の製鉄所ということで、ちょっと見ていて興奮しました。
昨日は野宿で疲れたので、この日は駅前のビジネスホテルを予約して街をブラブラしてみることに。
釜石かまゆり飲食店街
まずは駅前近くの復興商店街「釜石かまゆり飲食店街」で遅めの昼食。
15時ごろだったので、ほとんどのお店が閉まっていました。
何もないなー、と探していると、探している様子に気づいたラーメン屋の男性店主が「にーちゃん。昼飯探してるんかい?もう昼食は閉める予定だったけど入っていーよー!」
優しい。
あっさりした釜石ラーメンとビールをいただきました。
(ほぼ食べ終わってしまったところを撮影…)
渡辺謙、さかなクンも来店したことがあるらしい。
店主はめっちゃ話しかけてきてくれます。今までのところ、どこの飲食店に入っても、みなさんよく話しかけてきてくれます。東京とは違う。
「うちのラーメン、めっちゃうまいだろ!」
「にーちゃん何しに来たの!?」
「昼からビール飲むんかい?!」
「夜に行く店決まった?いいところ教えてあげるよ!」
すげー世話好きですね。元気。楽しい。なんなんだこの元気さは。食べログの評価にも書かれていますけど、ちょっとした名物店主みたいです。テレビにも出たことあるみたい。こういう急な出会いが面白い。
遅めの昼食を食べて街中散策へ。
つづく。
過去のエントリ
その2(客観的に見た自分の仕事のよさを知りつつ安くて旨い店を巡る)
その3(2日目、南三陸さんさん商店街でキラキラ丼を注文するが来ない。でものんびり待ちましょう。)
その4(南三陸さんさん商店街から南三陸町役場への移動、被災地の風景)