【本】「ワーク・シフト」を読んで働き方について考えてみました(第二のシフトについて)

昨日は第一のシフトについて書きました。今日は第二のシフトについて書きます。

 

第二のシフト

孤独な競争から「協力して起こすイノベーション」へ

 

第二のシフトは3つの人的ネットワーク構築の重要性を述べています。

 

3つの人的ネットワークの重要性

 

P.302

世界中の人々がインターネットを通じて結びつき、大規模なコミュニティを形づくって、見聞きしたことを教えあうようになる。そうした巨大なオンラインコミュニティは未来の世界で重要性を増す「ビックアイディア・クラウド(大きなアイディアの源泉の源となる群衆)」の土台となる。

しかしそれだけでは不十分だ。アドバイスと支援を与えてくれる比較的少人数のブレーン集団が不可欠だ。それが「ポッセ(同じ志をもつ仲間)」である。

もう一つ、インターネットの普及によるマイナスの側面として、バーチャル空間で過ごす時間が増え、生身の人間との接点が少なくなり孤独を味わいやすくなる。そうならないように情緒面の支えと安らぎを与えてくれる人間関係「自己再生のコミユニティ」を築く重要性も増す。

 

今までは会社内で上記3つの人間関係がほぼ完結していました。「ビッグアイディア・クラウド」にあたるのは、自分以外の全社員、そして出入り業者。「ポッセ」にあたるのは同じ部署のメンバー。「自己再生のコミュニティ」にあたるのは同期や会社のサッカー部、プライベートの友人。といったところでしょうか。

 

会社を出ることで、大部分の人間関係を再構築する必要が出てきます。今後、会社を移り、さらにその先には自分で小さいながらも個人事業をやりたいと思っているので、意識して取り組む必要があると思います。

 

では、具体的にどのような取り組みが必要となるでしょうか。「ビッグアイディア・クラウド」「ポッセ」を構築するためにできることは何でしょうか。いろいろと書いてありましたが、僕が一番気になったのは以下の戦略でした。

 

ビッグアイディア・クラウドやポッセを構築するために、人を引きつけることが重要

 

P.316

旧来の人脈作りは、自分の役に立ちそうな人を見つけ出し、お近づきになろうとする「プッシュ」が一般的だった。しかしポッセを築くためにはメンバーが互いに引きつけ合う「プル」が必要。自分の関心や地域を共有するために、筆者の場合は執筆する本がその役割を担っている。公の場で自分の関心テーマを表明することで互いに関心が重なり合うかがわかる。他の方法としてはブログなどで書いてもよいし、講演も効果的だ。

ひとことで言えば、まず自分が積極的に「発信」しなくてはならない。その際に、自分が何を成し遂げたかだけではなく、どういう難題にぶつかっているかを語ることが重要だ。そうやってはじめて、他の人たちはどうすればあなたと共同行動を取れるかがわかる。

 

P.326

「プル」の戦略は「ビッグアイディア・クラウド」を形成する際にも重要な要素となる。社交的で気軽に近づきやすく、互恵的に振る舞う人というイメージをもつ人は、ほかの人を引きつけやすい。

それ以上に重要なのは、おもしろくて知的興奮を与えてくれる人と思われること、そして自分にアプローチする方法をほかの人にわかりやすく示すこと。そのためにSNSやブログを利用するのもよい。自分がどういう知的資産と専門性の持ち主なのかを広く知らしめることにより、人々を引きつけることが不可欠になる。 

 

「ビッグアイディア・クラウド」「ポッセ」を形成するためには、自分から情報を「発信」することが重要だと述べられています。最近は各種SNSやブログで積極的に「発信」をするようにしています。まだまだ、バラバラに思っていることを発信しているだけですが、こうした発信を通じて、新たな人間関係を構築していきたいと考えています。

 

では、「自己再生のコミュニティ」はどのようにしたら構築できるのか。

 

P.328

「自己再生のコミュニティ」を築くためには住む土地を選ぶことと仕事を選ぶことが重要となる。自己再生のコミュニティは、バーチャル空間では成り立たない。人々が出会いやすく、会話を交わしやすく、孤独な自動車移動より徒歩移動が主流で、友人同士が近くに暮らしていたり、住居をシェアして共同生活していたりする土地に形づくられる。

 

住む土地を選ぶことが重要

まず、住む場所が重要ということです。入社したころは会社の寮に住み、同期や先輩と深い関係を持つことができました。今はみなが一人暮らしや家族と暮らしバラバラです。自分の住んでる地域の人との関係はあまりありません。(最近は近所のバーに行くようになり、そこで知り合った人たちと街中で挨拶をすることが少し増えました。こういう関係を増やしたいですね。) 

今度新しい街に引っ越すときは、シェアハウスのようなところにしてみるのも面白いかもしれません。そうでなくても、近所の人との結びつきが作れるような地域を探してみたいと思います。バーがあったり、お祭りが多かったり、でしょうかね。

 

仕事を選ぶことが重要

 

P.334

友情が花開くためには、関心と経験を共有している必要がある。友情は関心と経験の共有という土台の上に生まれて、相互の善意と愛情、対話の深まりを通じて強化されていく。そこで仕事が重要となる。自然に友達ができやすい土地で生活できる仕事。時間をことごとく奪われるのではなく、ほかの人と会話する時間とゆとりがある仕事。金と権力を価値観の中心に据えず、バランスのとれたモチベーションと未来への希望をいだける仕事だ。

 

次に仕事が重要。今の仕事はうまくやれず、時間をことごとく奪われる日々になってしまいました。ゆとりもありませんでした。もっと自分で時間をコントロールしたいです。仕事を通じて友情を作ることはあまりうまくいきませんでした。

 

ここで重要なこと。お金や権力を価値の中心に据えないことが書かれています。知らず知らずのうちに、たくさんのお金を稼ぎ、より成長し、利益をあげることが仕事で大切だという価値観で働いていました。この考え方を改めるのが、本書の中で最も重要なことだと思いました。今まで読んだ色々な本にも同様のことが書かれています。それについては次の第三のシフトで述べられています。

 

ということで、次は第三のシフトについて書きます。 

 

2015年、会社辞める決意を固めるために読んだ本にもピックアップしました

akio130.hatenablog.com