ワンルームRCの売却を検討中なので、不動産投資に関する本をコツコツ読んでいます。
今回は以下の本をKindle Unlimitedで読みました。
2014年に書かれた本ですが、不動産投資をやろうとしている人にはお勧めの書籍でした。
購入時に安値で買うことが重要
とにかくこの文言がいたるとことに書かれていたような気がします。何度も出てくるのに、最後のページの「おわりに」の章でも
出口戦略の成否は、物件の購入時、つまり「入口」の時点でほとんど決まっている。
と書かれています。本当にこれが重要なんですね。
そういう意味ではすでに物件を持ってしまっている自分はどうしようもないのですが。
安く買うためのノウハウなども書かれていました。
どんなエリアを狙うべきか。
どういうタイミングで買うべきか。
物件を購入するつもりの人には参考になる情報が多いかと思います。
売却時するなら利回りを高めておく
購入時に安く買うことが重要だと書かれているのであまりページはありませんが、売却時のコツも書かれています。
売却という出口を意識するようになったら、入居者が退去したあと、できるだけ高めの家賃で募集を出すことが非常に重要になります。
これは他の本でも見かけた戦略だった気がします。
家賃を上げる代わりにフリーレント期間を設けたり、敷金礼金を下げたり、リフォーム(比較的安価で見栄えが良くなる壁紙・床・天井)をするなどして入居者を入れて、数万~数十万の出費をしても利回りをよくして高値で売りぬくことが大切とのことです。
先日別の物件で退去者が出ちゃったときに管理会社に言われるがままに家賃値下げしちゃったんですよね。。。ちょっと失敗したな。。これは早めに知りたかったです。
売却するなら一般媒介契約で
いくつかの不動産売却についての書物を見ていますが、ポジショントークで専任媒介を勧めてくる書籍がありますが、本書は一般媒介を勧めています。
投資家向け物件の場合、複数の不動産会社に同時に依頼し、競わせることが大切です。なぜなら、投資家向けの物件では買い手が部屋のなかを確認できないことが少なくなく、買い手が各種の販売資料や物件の外観のみで、その物件を購入するかどうかを判断するケースが多いからです。
何冊か読んでますが一般媒介契約を勧めてくる書籍のほうが信頼できる気がしています。
専任媒介契約を勧めてくる書籍は安価な書籍で自社で契約を取りたがっている人たちのように感じるんですよね。
まとめ
売却に関する部分を主に気にして読んだので上記について注目しましたが、リフォームについてや、RC造や木造などの物件タイプごとの戦略、税務上の注意点などの幅広い部分に触れており、不動産投資の融資・購入・管理・売却までの全体を通して参考になる情報が書かれていました。
これから不動産投資を始めようと考えている人にはお勧めです。
不動産投資全般についての本でしたら以下もオススメです。