先日読んだ本の内容を少しずつ試しながらとりあえず今週を過ごしている。
タスクをノートに書いて消し込むのはやめる
その日やるリストをノートに書いて消し込んでいくという作業、あれは自分にはイマイチだった。もともとPCで作業しているときにはメモ帳(テキストエディタ)を開いていて、そこにタスクを書いては「完了」とかつけていたので、それで十分だった。ノートに書いて、テキストエディタにも書いて、となると二度手間となる。この習慣は一旦中止とする。
仕事の意味を理解しないと面白くない
仕事をしていると過去の上司を思い出す。関西人のメガネで嫌いな上司ではあったが、なかなか忘れることのない言葉をかけられたことがある。
ある作業をしているとき、決められた手順がすでに存在していたので、各手順の意味をあまり考えないでとりあえず作業を終わらせることだけを意識してスピード重視で進めていたら以下のようなやりとりになった。
上司「その手順のここ、どんな意味があるか分かる?」
俺「分かりません」
上司「分からんで仕事してんのか?それじゃ仕事がつまらんよ。仕事面白くするには、今やってる仕事がどういう意味があるのか考えたほうがええで」
と言われた。これは前職で言われたことで覚えてる数少ない名言かも。嫌いな上司だったけど。あのとき言われた意味はすぐに分からなかったけど、あの後も一つ一つの仕事に意味とか見出すことは少なくやってきた。
今も目の前の仕事をただのタスクと思っててヤバイ
あれからもう10年くらい経過したと思う。転職もして全然違うことをしている。しかしあのときの上司の言葉を今日ふと思い出した。
今の自分はまさに毎日の仕事については「ただこなさなければならないタスク」でしかない。これでは面白くない。目標も無いので各仕事にどんな意味があるのか分からない。充実感もない。目標に近づいてる達成感も無い。
ただ、給料をもらうためには最低限、これくらいはタスクこなしておかないとダメだからやっておく。やらないとヤバい。という感覚だけ。
こんな感覚で毎日目の前の仕事をただ義務感でこなしていくのでは、先が無い。工場で単純作業してるのとあまり変わらない。
目標を作り仕事に意味を見出す必要がある
金持ち父さん貧乏父さんでは「学ぶために仕事をしろ」みたいな話があった気がする。今の自分に必要な観点はそういう部分なのかもしれない。
給料もらうために我慢して嫌なタスクを日々こなす。
のではなくて
明確な目標を持つ。目の前の仕事は、その目標を達成するために必要なこと、もしくは必要んな学びとなること。意味がある仕事。
そういう感覚で日々の仕事に取り組まなければならないと感じる。
ここで先日読んだ本「神モチベーション「やる気」しだいで人生は思い通り」に戻る。
目標(あるべき未来経験)をしっかり持って、それと現状のギャップを強く実感することでモチベーションを上げることができるという話だった。
今の自分にも、現実的で魅力的で具体的な目標が必要だと感じた。そして、その目標から逆算すると、今の各仕事にどんな意味があって、やり遂げるとどれくらい目標に近づくのか。というのが分かるようになると、俄然、目の前の仕事をやることに意味が出てきて成長し、目標に近づき、高いモチベーションで仕事ができるのではないだろうか。
英語や筋トレのように成長を楽しめるとよいかも
振り返ると、この数年は英会話と筋トレがものすごく捗った。「モテたい」とか「転職で使いたい」という気持ちはほとんどなく、ただやればやるほど上達していくのが楽しかった。この感覚を仕事にももっと取り入れられるといいかもしれない。
例えば、とある広告作成をしている場合は、前回よりも「センスある広告を作る」みたいな。定量的に測るのは難しいが、誰かに見てもらって「前回の広告と比べてどっちがいいと思いますか?」と聞いてみてもいいかもしれない。
仕事も、成長のゲームだと思えるようになるといいかもしれない。