冷蔵庫とエアコン購入前にショッピングローンを使うべきか検討して、使わないことにした。
(この先の内容は冷蔵庫やエアコンに限らず、洗濯機など大型家電を家電量販店で購入する人の参考になると思う。)
たぶんそんなにエアコン台数はいらない
ということでようやく購入する。先日行った家電量販店に行き、前回の担当者に声をかける。冷蔵庫だけでなくエアコンを購入することを伝えると、エアコンエリアに案内してくれて色々説明をしてくれる。
正直、もう冷蔵庫のときのように個別に機能を詳細に確認する興味も気力もあまりない。すでに戸建てを建てた友人に聞いたところによると、エアコンに色々ついている機能は全部いらない。タイマーだけあればいいということ。その意見にはまあまあ同意。「人がどこにいるかセンサーで感知して効率的に冷暖房できる」みたいなのはいらない。
ということでできるだけ値段の安いシンプルなものを選ぶことにした。リビングダイニングは13畳、個室が6畳2つある。何台のエアコンを置くべきかまだ悩む。
先日、以下の通り6畳用と10畳用の相場だけ確認していた。
で、何台購入すべきか。最初は
・リビングダイニングに10畳用1台
・各個室用に6畳用2台
を想定していたが、ぱぱっとその場でスマホで検索してみて以下のサイトを見つけた。
エアコンはカタログの畳数で選んではいけない|浜松、名古屋、豊橋で健康住宅の一戸建て、注文住宅ならアイジースタイルハウス
実は、この表に限らず、現在のエアコンカタログの選定は1964年に制定された基準で作られています。そう、今から55年も前のものが今もそのまま使われているのです。
この時代の住宅は、気密や断熱など温熱環境のことなど建築業者でさえ全く気にせずに建てられていたもので、冷房も暖房も室内外の熱がじゃんじゃん出入りする様な時代の建物を対象とした基準なのです。夏は容赦なく太陽熱が室内に入り込み、冬はストーブの間近以外は極寒となる様な断熱的にはスカスカな建物でした。
なるほど。自分が20年ほど前まで住んでいた実家は当時ですでに築50年近いボロ家だったので、きっとそういう家があったころに制定されたものなのだろう。あれは確かに機密性なんてなくて、隙間風がすごかった。。。
さらに読み進めると
つまり、現在の選定基準でみた6畳用エアコンは、現代の次世代省エネ基準を満たした現代の住宅なら、冷房で30畳以上、暖房なら35畳以上の部屋に対して有効であることが分かります。ただし、現代の住宅であっても、全て次世代省エネ基準を満たしている分けではありませんので、ここはご注意くださいね。
とのこと。6畳用エアコンで35畳以上の部屋に対して有効って、とんでもないですね。
今住んでいるのは築20年ほどのRCマンション。機密性はかなりよいほう。2台もあれば十分だろうと予想した。
2台と3台で金額がどれくらい変わるかも聞いてみた。3台購入にすると5万円ほど金額が上がると言われた。とりあえず2台にしておいて、追加が必要になったらネットで工賃込みのものを6万円前後で購入する、でいいだろう。
13畳のリビングダイニングに10畳用、6畳の個室1つに6畳用エアコンを購入することにした。この2台を稼働させれば全部屋と廊下が十分涼しくなると予想している。
4年以内の冷蔵庫は回収料金が不要らしい
もともと使っている約140Lの冷蔵庫は処分してもらえると聞いていたが、4年以内に購入したものだと伝えたら、リサイクル回収可能とのことで数千円浮くことになった。なんなら買い取ってもらえるかもしれないとのこと。家電量販店ではなくて、その先の業者がいるらしい。ラッキーではあるが、仕組みが分かりにくい点だけはもやもや。
処分する予定の冷蔵庫をお持ちの方は購入前にきちんと年式や型を調べておくといいかもしれません。
スマホキャリア変更と回線変更で大量ポイント入手
これでついに購入となった。ちょっと疲れた。ここで実は購入前から言われていた裏技(?)を発動することになる。
夫婦2人のスマホのキャリア変更と家のネット回線変更をすることで10万以上ポイントがゲットでき、そのポイントを家電購入に充てられるとのこと!なんすかそれ。
手続きを済ませてSIMを受け取る。自分のスマホ(iPhone)がなぜか電波をうまく捕まえられなくて困っていたら、今まで使っていたプロファイル(格安SIMにMNPしたときのAPN設定で必要なもの)が邪魔をしていたらしい。店員さんが解決してくれました。
家の回線変更手続きも済ませた。今の回線の解約手続きも同時に進めた。
契約に際して2回動画を見せられて、スマホを設定して、書類書いて、、、これで1時間くらい経過したかも。疲れた。でもこれで約10万ポイントを家電購入にあてられる。
決済時に初めて判明する出費は不動産投資でもきっと起こる
ようやく改めて冷蔵庫とエアコンの決済に進む。ここに来て新たに以下のことを言われた。
- 室内エアコンの配管をむき出しにしていると見栄えが悪いのでカバーを推奨される(1台約1万円)
- エアコン工事のタイミングで何かしら追加料金が発声する可能性がある
- 室外機の配管カバー(化粧カバー)を勧められる。これは無料だからいいけど
- 冷蔵庫、エアコン、それぞれ1年メーカー保証があるが、10年保証に1万円くらいで入れ
家電量販店でエアコンと冷蔵庫買ったけど、ほぼ契約するってところで、配管カバーや保証1年とか必要な費用が他にもあることを知らされる。
— あきお@不動産賃貸業勉強中 (@130akio) 2023年2月19日
きっとそういう販売手法なのだろうけど、事前にすべての費用を精査して購入するのはなかなか経験詰まないと難しい。
お金かかることは事前に全部しっかり教えて欲しかった。この段階でやっぱりお金かかりますは無いよなー。と思いつつ、もうここまで来たら引き返せないし、ぱぱっと調べてみると、1,4はお金かかるけどお金をかけるべき点だと理解したので申し込んだ。
大きい買い物は事前に調べておくことも重要だが、やはり最後の最後まで、どこにどれだけ費用がかかるか分からないものだと学んだ。不動産もきっと同様のことが起きるのだろう。
こういうのもきっとそう
投資物件や新築物件を購入してから分かることが水道加入金です。水道加入金は全国一律ではありません。自治体によって加入金に差があります。更に建物を建てる際に面積や水廻りの数によって口径が変わってくるので基本料金に影響します。自宅を購入した際は毎月かかりますので確認が必要です。
— ゆうり | 母大家の不動産投資🌱 (@yuulink19) February 18, 2023
そんなん知らんでしょ。なので、できるだけ総支出がどうなるか事前に調べつつも、そういう想定外の出費を覚悟できることが不動産投資でも大切なのではないかと、今回の大型家電購入で学んだ。
結局かかった費用は、保証込みで
450L冷蔵庫約19万円
10畳用エアコン約12万円
6畳用エアコン約8万円
となった。ここから獲得したばかりの約10万ポインの値引きとなった。
スマホキャリア変更とネット回線変更スキームはお得
そして、家電量販店でのキャリア変更&家の回線変更をしてポイントを獲得するテクニックは今後も活用できそうであることが分かった。
今回契約した家のネット回線は2年以内に解約してしまうと解約金をとられてしまうが、新しく契約した先がその解約金を払ってくれるので問題無いとのこと。
え、まじすか。それってもしかして?
契約完了時に「この今回のキャリア変更と回線変更って、毎年やったらかなりお得ですよね」と店員さんに聞いた。
「はい。実はその通りなんです。私も個人的にやってます」とのこと。
まじですかい。あんまり世の中に知られちゃうとダメになってしまうかもしれないけど(こんなPV無いブログに書いても意味ないだろうし)、来年もやろうと思う。
ということで、なんか長々とがんばって冷蔵庫とエアコン購入をがんばってきたけど、今回の学びは
- 大型の買い物では想定外の費用が発生する。不動産購入でも覚悟する
- 家電量販店で毎年スマホキャリア変更と自宅ネット回線変更をやるとお得
という2点となった。
色々調べてやってみるのは楽しかったが、やはりちょっと労力かかった。
誰かの参考になるとうれしい。