久しぶりに「ハーバード式不動産投資術」を読んでみた。2021年2月に発売された本。
以前買ったきり、読みきれていなかった「ハーバード式不動産投資術」を読んでみる。筆者が優秀すぎる人なので、そのまんま真似しようとは一切思わないけど。 pic.twitter.com/MV3RgIfaoP
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 4, 2023
真っ先に行うべきことはNetworking
真っ先にすべきことはnetworkingだと。助け合ったり、知識を補完し合ったりできる仲間…いやはや、いきなりハードル高め。大家の会に行ってみればいいってもんでも無いしなあ。でもとりあえずはどこかに顔出してみるか。 pic.twitter.com/tNan8uFoFv
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 4, 2023
冒頭のP.9さっそくNetworkingが最も重要と書かれている。その後も本書中では何度かNetworkingについて言及されている。
P.152では融資を勝ち取るための手段として大家仲間に金融機関を紹介してもらったり、コンサルしてもらうことが有用だと書かれている。
融資を勝ち取るためには…
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 6, 2023
①他の大家に紹介してもらう。ネットワーキングが必須。
②コンサルしてもらう
③自分でひたすら銀行訪問する
か。やってみればやれないことはなさそう… pic.twitter.com/oYXbQ0HnPt
P.179では、さまざまな専門家を紹介してもらったり、トラブル対処法など、いろいろな点で大家仲間が助け合える関係になると書いてある
仲介業者、銀行、施工会社、管理会社など、さまざまな専門家とのnetworkingが大切だが、何をおいても真っ先に頼りになるのは大家仲間、とのこと。
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 7, 2023
やはりここのnetworkingからスタートだな。Do your homework もやりつつ。 pic.twitter.com/fiugoWeQ85
とにかくNetworkingが重要。銀行開拓、業者探し、各種ノウハウ情報などを得られる可能性がある。もちろん自分からも何か返せる情報などが無ければならない。
この2,3年、不動産投資の本は読んできてTwitterで不動産投資アカウントをフォローし、自分も投資についてたまにTweetはしているが、ネットワーキングにはあまり力を入れてこれなかったと感じる。
本書P.180にも書いてあったが、とにかくセミナーなどに参加してみることが重要。そこで懇親会などがあればできるだけ長く参加してみたらいい。自分は酒の場での振る舞いは悪くない方だと思うので、積極的に参加していこうと思う。ただし自分も何かを提供できる人間でなければならない。普段から不動産に限らず色々な勉強をし、情報提供できる側になっておこう。
Twitterやブログでのブランディングも意識した方がいいかもしれない。会場に行くと多くの人がいるが、特徴の無い、面白みの無い人間は覚えてもらえない。ちゃんと自分のPRも行ったほうがよい。ここは要検討か。「埼玉大家」とか名乗ったほうが覚えてもらいやすいかもしれない。
不動産投資は数のゲーム
「不動産は数のゲーム」
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 4, 2023
これはよく聞きます。
ただ、その一つ一つをどうこなしていけばいいのか。まだ分かって無いんだよな。読み進めたらヒントがあるのかもしれない。 pic.twitter.com/8OtFuapxRz
P.32に書いてある。ただたくさん不動産を見るだけでも、なんとなく相場は分かるかもしれない。ただ、それだけでは実需として買うレベルが少し上がるだけだと思う。そうではなくて不動産投資なのだから収益があがるかどうかが大切。
そこで、何をするとよいかというとすぐその後のP.37に書いてあった。BOE分析とのこと。
と思ったらすぐにやるべきことが書いてあった。
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 4, 2023
BOE分析。楽待とかだと勝手にサイト内で計算してくれてたやつかな。でもまずは自分で計算して感覚を掴んだ方がよさそう pic.twitter.com/w1H4gm7R8G
これは分かりやすく身に着けるべきスキルだと思う。よくベテラン投資家の人で「物件ばかり見てないで、金融機関に行って融資を引くことに力を入れろ」という人がいるが、融資の次の次くらいには物件を見る目を養うことが重要かと思うので、BOE分析も並行してスキルをを積んだ方がよさそうだ。
BOE簡易分析・比較ツールローンシミュレーションは以下から入手できるらしい。
KUROFUNE Design Holdings - Contact (kurofune-dh.com)
メールアドレスを登録してアンケートに回答したらExcelがメールで送られてきた。これもしっかり見ておきたい。
BOE分析は映えるスナップショット、プロ・フォルマは壮大な映画
P.130あたりからプロ・フォルマについての説明となっているが、今回読んだ際にはあまり赤線を引くことが無かった。しかし、実はこのプロ・フォルマ(資産運用の未来予想図)を立てることがまず最初に行うことなのかもしれない。
自分はコツコツ取り組むことは好きなのでBOE分析をひたすらやるのは苦にならないと思うが、どうも昔から計画を立てるということが苦手っぽい。
だがそんなことも言ってられない。将来資産が増加するかもしれないプロ・フォルマであればきっと楽しく考えられるかも?
一度しっかり考えてみると見えてくるものがあるかもしれない。
新築鉄筋コンクリート造以外の手札はあるのか
本書では新築RCを勧めている。しかしそれってハードル高すぎでは?と思いながら読んでたら、P91でこんな記載を発見
こちらの考えが完全に見透かされている。
— あきお@不動産賃貸業勉強中の会社員 (@130akio) June 5, 2023
「新築RCなんていきなり無理でしょ…」という考えに対する回答はファイナンスの章(3章)で書いてあるらしい。先を読み進めたくなる構成だ。 pic.twitter.com/yuJR69VHA9
ということで3章を読んでみたが、最初に新築RC以外でどうやって自己資金を作ればいいのかは特に書いてなかった。少なくとも自分には見つけられなかった。自分の解釈が間違っているのかもしれない。後日、この点を考えながら改めてファイナンスの章を読んでみた方がいいかもしれない。今の自分のレベルでは答えを見つけることができないだけなのかもしれない。
非常に参考になる本だった。ネットワーキング、BOE分析、プロ・フォルマは早速取り組んでいこう。
最初の物件をどうするかはしばらく迷子になりそうだが、、、それは上記3つをこなしつつ、他の本で学びながら自分の答えを見つけていきたい。