以下の本の第2部のタイトルが本ブログ記事のタイトルでした(全3部)
不動産投資初級者にとってはこれはマジでいい本です。
いや、他にもいい本はきっとあるのでしょうが、不動産売却に特化した(しかもKindole Unlimitedで無料で読めて、個人で出してるような)本を10冊くらい読んできた身としては、学びが多いです。
なぜ売買と賃貸のハイブリッド
巷で売られている本では保有物件をどんどん増やして規模を拡大し、安定収入を増やすことを謳っているが、短期(税率が下がる5年後以降)で売却し一気に現金化し、それを元手に次の物件を買って、というほうが一番稼ぎやすいとのこと。
ここで本書で勧められているのは
①シミュレーションして長期保有に耐えられる物件を手に入れる
②仕入れを安く+長期融資を受ける
③相場を見ながら高く売れるタイミングで売っていく
とのこと。
このときできれば持ってよし、売ってもよしな物件をもって、相場を見ながら一番高く売れるタイミングで売れる状態にしておくことが最強。
じつはこれは大手不動産もやっているスタイルとのこと。そういうことを個人投資家も目指していくべきなのだとか。
なるほど。。。
シロウトは小遣い帳、セミプロは財務3表
本書では繰り返し「不動産投資=事業」と述べています。
収支計算書(CF)、損益計算書(P/L)、資産残高表(B/S)を駆使しなければ戦略が建てられません。とのこと・・・
財務諸表を使いながら
ステップ1:割安物件を短期売買でキャッシュをつくる
ステップ2:現金を投入して買増しする。融資も受ける
ステップ3:入れ替えながら大きくする
ということについても書かれています。
今まで、こんなに多額のお金を動かしていたのに全くの戦略無しで臨んできたわけです。恐ろしいことですね。。。
自分はまだまだステップ1です。
そして都内駅近に購入して7~9年の3件のワンルームを所有しています。
これらを売ってキャッシュを得て、さらにキャッシュを増やしていきたいところです。
ステップ3のゴールとしては自己資金を1割程度入れてバランスシートをプラスに保ちながら7~8棟を保有して年間1棟入れ替える、とのことです。
この状態を財務3表で理解できるようになることが、セミプロ投資家、経営者への道とのこと!
先は長いですが、全く無理ということは無さそうな・・・
まずは具体的に今の自分の状態について財務3表を作って分析すべきだと思いました。
不動産投資は勉強することがいろいろありますね。
不動産投資の本を読んでます。めちゃ勉強になる。
— あきお@不動産賃貸業勉強中 (@130akio) 2020年9月17日
こういう優れた本を一冊も読まずに不動産投資を始めてしまったことは少し悔やまれる。
でも致命傷ではなかったので挽回可能。やるぞー💪