30代後半独身男性が不動産賃貸事業を始めるブログ

最近はセミリタイアを目指す過程での仕事・節約・副業・投資などについて自由に書いてます

金銭的な資産形成だけに溺れる罠にハマってはいけない。

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Tweitterで不動産投資、株式投資ユーザを大量にフォローしていると

「節約と副業で今月は〇〇万円投資に使いました!」

みたいな投稿をよく見かける。

 

たまに「嫁は負債」みたいなツイートをしていて炎上している人もいた。そういう人たちにかけているのは資産についての考え方かと思う。

資産って、お金のことだけではなくて、健康、友人、家族、スキル、などのものに当てはめて考えるべき。

 

しっかり資産形成を進めて人によってはFIREを目指していて、自分も同じようにがんばろうとは思うが、極端になりすぎてはいけないなと思う。

 

今回この本を読んで少しこの考えがバージョンアップした。

 

健康、友人、家族、スキルあたりは資産だという認識を持っていた。これらはLIFE SHIFTを読んだ影響。

 

 

 

 しかしDIE WITH ZEROではこれに加えて「思い出」も資産に追加している。

 

思い出資産

本書ではこう書いている。

時間や金をかけて何かを経験するのは、その瞬間を楽しむためだけではない。経験は私たちに、尽きることのない「配当」を与えてくれる。

 

本書では思い出を資産として考えている。しかも「一生幸せを配当してくれる資産」というような書き方だ。なるほど、面白い表現だ。

若いころに一人で海外を旅したことがあるが、100万円積まれても失いたくない。

そして、今ならまだ旅をすることはできるかもしれないが、恐らく家庭を持つようなことになれば、簡単にはそういう思い出は作れなくなるだろう。

 

 

老人はお金を使う力が無い

退職後も安定した収入源が保証されている年金受給者の場合、退職後の18年間で使った資産はわずか4%と、非年金受給者の34%に比べてはるかに少なかった。

 

つまり、現役時代に「老後のために貯蓄する」と言っていた人も、いざ退職したらその金を十分に使っていない。

 

筆者は祖母に1万ドルを渡したとのこと、しかし結局その1万ドルはほとんど使われることがなく、筆者へのプレゼントとしてのセーターだけにしか使われなかったとのこと。このときに祖母に1万ドルを渡したことを「今振り返ると、それはバカげた贈り物だった」と述べている。

これが最も象徴的な出来事だったのだろう。

 

自分に当てはめてみても、実家に帰る際に70歳を超えた両親に単純にお金を渡すようなことはしないようにと思う。それならちょっとしたお土産として美味しい酒などを買って帰ってあげたい。

そして自分の幸せのためにしっかり使いたい。経験や、今後もし家族を持てることがあれば、その家族のために使いたい。

 

いつまでも子ども用プールで遊べると思うな

実際のところ、私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い。にもかかわらず、

私たちはそれを自覚していない。まるで、いくつになっても幼児用や子供用のプールで遊び続けられると思っているように。

筆者は子供とテレビアニメも一緒に見ていたが、子供が10歳を超えたあたりで一緒に見てくれなくなったという。

経験できることは旬がある。いつかやろうと考えていることも、そのときにはできなくなっていることも多い。

そして、死ぬまでにやりたいことリストを作成し、それぞれに何歳でやるとよいかを設定することを提案している。(これを筆者はタイムバケットと呼んでいる)

 

確かに、、、節約や副業にばかり専念して50歳で1億円稼いでFIREできたとして、それでいいのか?

若く元気なうちに世界を旅行したり、体が動くうちにサッカーやマリンスポーツなどを経験し、家族を持ち子供を育てる経験は、50歳の1億円に勝るものだと思う。

 

お金を貯めることだけにフォーカスしてしまわないで、お金の増加と同時に健康や思い出も適切なタイミングで適切な量を得られるように考えてみたい。

 

まとめ

極度の節約や副業で資産形成ばかりに打ち込んでしまっている人にぜひ読んでほしい本だった。

自分はそれなりにバランスがとれた資産形成をしていたつもりだが「思い出資産」という考え方には非常に感銘を受けたし、今後の人生を考えてタイムバケットを考えてみたいと思った。(実際に、今後のタスクに「タイムバケットの作成」を今追加した)

 

不動産投資や節約には今後も引き続き時間を割いていくが、それだけにハマってしまわないように、しっかり人生の各ステージを思い出を作っていこうと思う。

 

資産があっても無くても、ぜひ読んでほしい一冊。