現在受けっているある仕事が明日で終わりそう。イメージ通りには終わらなそうだけど、なんとか手から離れてくれたら一つ心の重しがなくなると思う。
「~してください」「お願いします」という命令口調に聞こえる依頼の仕方
どうも最近の仕事は不完全燃焼感がすごい。例えば
同僚からの
— あきお@不動産賃貸業勉強中 (@130akio) 2023年2月13日
「〇〇の連絡が来ました。これの対応お願いします。」
という、当たり前のような依頼さえイラっとする。
「〇〇の連絡が来ました。これの対応お願いできますか?」
と言われると、全然やろうと思うのだけれども。
会社員としてこのへんは不適合だと常々思う
一枚岩になって仕事するの苦痛
こんなこと。
ちなみにこの依頼してきた人は全然いい人だし仲ものいい。だけど、この、ほんの語尾の数文字によって、こちらとして仕事を気持ちよくやれるかどうか大きくかかわってくる。
なんかこのあたりについて気になって本を読んだことを思い出した。人に何かをお願いするときには心理学的に効果的な頼み方があるんだとか。
それによると、「~していただけませんか?」という風に、あくまで表面上だけでも相手に決めてもらうようにすると、言われたほうは気持ちよく対応してくれるのだとか。
自分はこれを読んでからは、人に何かを依頼するときはできるだけ「~してください」じゃなくて「~していただけませんか?」というような言い方にしている。
確か書いてあったのは以下の本
(今気づいたけど、昨年読んだ本で勉強になったと本は、ハイディグラント(コロンビア大学の社会心理学者)書いたものが多い。この人がまた何か出したら買うかも。)
私たちは相手が〝 コントロール さ れ て いる〟と 感じる ような形で頼み事をしてしまいます。 その 結果、 相手の自主的な気持ちが損なわ れ、人を助けることで得られる良い気分を感じにくくさせてしまっているのです。(p.16)
確かこれ。こっちだって依頼されたり助けるのは嫌ではないのだが、自分の場合はチャットなどで「~してください」という依頼がくるとコントロールされていると感じてしまい、気分が悪くなり、無視しがちになる。
「~していただけませんか?」で選択肢を与える依頼の仕方
シンプルに解決策としては、言い方を変えてもらうようにお願いすることだな。これは近いうちに会う予定があるので、そこでサラっと言ってしまえばいい話だと思う。
その頼みごとをするときも自分も気を付けよう。「『~してください』っていう依頼の仕方を辞めてください」ではなくて、「『~してください』っていう依頼の仕方を辞めていただけませんか?」と言う感じで、強制しないで。相手は気にしない人かもしれないが、自分が人に依頼するときに「~してください」となっているのはよくない。
そして気づいたが、自分の直属の上司の場合は頻繁に「~していただけませんか?」と言ってきていることに気が付いた。嫌な気持ちにならずに仕事できていたのは、上司の依頼の仕方がよかったからなんだな。さすがだなあ。偉そうにしないところは見習おうと思う。
人に依頼するときに注意することが本書には書いてあった。それらを活用し、「~していただけませんか?」という頼み方をするようにしたことで、だいぶマシになった気がする。(相手が気持ちよく仕事を受けているか聞き取りしていないので不明)
しかし、本書には他にも人に頼みごとをする際のコツがあるので、たまに読んで、色々仕事で試してみようと思う。