40代サラリーマンのぼやき

思いついたことを書いてます。雑記です。

目標が不明確な仕事で、とにかく早く無難に終われと思っていた。しかしそういう仕事の仕方はもったいない

1月末に外部の人と一緒にやっていた仕事が終了した。これはほぼ全権が自分にあり、「ほとんど」自由にやれる仕事だった。

 

しかしちょっとうまくいかない部分もあった。

 

一緒に仕事する人が仕事やりすぎるのも困りもの

外部からの協力者は2名(Aさん、Bさん)いた。それなりのことをしてくれればよい立場だったので、大した成果を求めていなかった。最低限やってくれればよいし、その最低限のクリアは簡単だった。

 

しかし、Aさんはこちらの想定を超えるクオリティのアウトプットを出してくる。意欲もある。チェックや最後の仕上げはこちらの担当なので、アウトプットが増えるとこちらは少し大変になる。ただ作業量が増えるのはまあよい。それ以上に嫌だったのが、関係者が増えてきていろんな方面に許可を取る必要が発生してしまいそうだったり、面倒な検討や相談が生じる場面が増えそうだと想像できた。(自分の特性として、とにかくゴールめがけて突っ走りたいので、関係者と連携とって相談や調整を重ねるのが苦痛)

 

会社の利益を考えられる会社員であれば、意欲のあるAさんに大量のアウトプットを出してもらい、予定以上の対応をこなすべきだと思う。しかし自分はそれが面倒になってしまった。別にこの仕事ではそこまでのことは求められておらず、それなりにやっておけばよいものであった。

 

最終的にはこちらの姿勢に気づいてAさんもアウトプットを出すのを辞めてしまった。ある意味もったいないことをしたと思っている。

 

目標を再設定すべきだったかもしれない

この件で自分はどう立ち振る舞うべきだったのか。

もともと自分の目標設定が間違っていたのではというのが一つの理由だと考えている。この仕事をやるうえで考えていたことは「なんとか問題だけは起こさないで無事に仕事を終えること」だった。これが自分にとって一番インセンティブがあると思っていた。

しかし今思うと、Aさんがいることを確認できたら、目標を設定してみてもよかったかもしれない。「クオリティの高いアウトプットを〇個出す」とかに上方修正してみてもよかったかもしれない。圧倒的に面倒なことは増えるが、目標をしっかり定めて取り組めば乗り越えられなくはないかもしれなかったかも。そしてなにより自分にとって高い目標の仕事をやりきったという自信につながったかもしれない。

 

終わった後で冷静になって考えてみても遅いが、上記のようなやり方もあったかもしれないと今では思う。

 

一緒に仕事する人を師匠として、学びを得たらよかったかもしれない

まあ終わってしまったので、ここから別のことを学び取って終わりにしたい。得られたことは何か?次にどうつなげられるか?

 

早く終わってほしいと思うような仕事の仕方は本当につまらないので、せっかくなのでゲーム要素や、何を学び取ってやろうか、という意識を持って取り組んだほうがよい。今回の件であったら、

せっかくなので目標を設定してみてもよかったかもしれない。せっかくなかなか関わらない、自分とは異なる専門性を持つ2人と一緒に仕事をするのだから2人から何を学べるかをもっと考えたらよかったかもしない。

 

「出会う人すべてが師」という考え方を以下の本で昨年知っていた。これはよいと思ったのに、それを実践できなかったことがよくなかった。

成長マインドセット

成長マインドセット

  • 作者:吉田 行宏
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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自分の人生であなたの周りにいる人は全て師、先生で、どんなに欠点が多そうに見える人からも、自分の意識のあり方でいろいろと学ぶことができるということ、そして、そのためには常に謙虚でなければいけないということだと私は解釈しています。(p.197)

 

これは改めて意識してみたいと思う。

 

よかった点

一応、よかった点もあった。今後似た案件が来たときのためにタスクリストやノウハウもある程度整理できた。まだまとめられていないので、別途しっかりまとめておきたい。実施した内容を改めて振り返り、来年の糧としよう。

 

いい点も悪い点もあったが、少し身軽になったのでまた次に向けて仕事していきたい。