40代サラリーマンのぼやき

思いついたことを書いてます。雑記です。

【本】2015年、これら15冊の本を読むことで会社を辞める決意が固まりました

働くことについて考え続けた2015年。働くことについての本をたくさん読みました。

その中で、会社を辞める勇気をもらえた本を15冊ピックアップします。

(2017年1月に2冊追加して17冊になっています。その2冊も会社辞める背中を押してくれる本です。)

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(2冊は電子版で読みました) 

 

会社が嫌だけどなんだか辞められない。激務、やりがいを持てない。仕事にお金や名声を求めるのか?単純に転職すればいい、というわけでも無さそう。なんとなくだけど、同業他社に移るだけで根本の問題が解決できると思えない。

 

そんなことを考えたことある方にオススメな本です。

 

(1)『減速して自由に生きる』

恐らく会社を辞める勇気を一番得られた本です。現在では著者の高坂さんの店にはしょっちゅう通っています。お店でも会社を辞める勇気をもらいました。

働くギアを落として生きる「ダウンシフト」という考えには共感する部分がありました。「物持ちよりも、時間持ち」がいいです。

【本】『減速して自由に生きる』会社を辞める決意をするにあたって、最も影響を受けた本 

 

(2)ワーク・シフト

これからの未来で起こる世の中の変化に対応するために、働き方をどのように<シフト>すれば良いのかについて書かれています。

これまで読んできた本と共通する部分がありました。金銭・名声・物ではない価値を持つこと、情熱を持てる仕事をすること、などです。

国内の書物だけではなく、このように海外の著名な学者も同じことを論じているということを知り、世界中で現在の働き方に疑問を持っている人が多いということを知りました。

【本】『ワーク・シフト』を読んで働き方について考えてみました(第一のシフトについて)

【本】「ワーク・シフト」を読んで働き方について考えてみました(第二のシフトについて)

【本】『ワーク・シフト』を読んで働き方について考えてみました(第三のシフトについて) 

 

(3)『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

著者が資本主義の問題点について考察し、激務や不正が発生してしまう状況から抜け出して自らパン屋を構えるまでの話です。

この本で自前の「生産装置」を持ちたいと思いました。それが何なのかは、今は見えていませんが、少しずつ進んでいきたいです。

 

過去記事

【本】『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』を読んでみて、自分の生産手段を持ちたいと思いました

 

(4)『稼がない男。』

40代後半で会社に勤めず、結婚しないで付き合い続けている「ヨシオ」と「マキエ」の話。本書で出てくる「自分をまっとうする」という生き方・価値観にはとても共感しました。 まわりの目を気にせず、自分の価値観で人生を幸せに生きていきたいです。

【本】『稼がない男。』を読んで、社会的成功や野心など持たずに「自分をまっとうする」生き方をしたいと思いました。

 

 (5)『プア充』

やや激務な仕事をしている30歳の主人公が大学時代の恩師と出会い、働くことについての価値観を改めていく話。 プロローグで描かれている主人公の心理描写が自分と全く同じで共感しながら読めました。結婚しようかなー(相手いないけど。。。)

【本】『プア充』を読んで、高収入でなくても幸せに生きてくための考え方に触れる

 

(6)『勤めないという生き方』

会社に勤めない働き方をしている人たち13人に取材した内容で構成されていて、職人、地方、お店、農業、NPO、様々な働き方が紹介されています。

うまくいっている人もそうでない人も載っていて、とても参考になりました。

先人たちの経験を疑似体験できる、今の自分にとってはとても意味のある本でした。 

【本】『勤めないという生き方』を読んで、理由や計画がちゃんと説明できなくても辞意を固められました 

 

(7)『未来の働き方を考えよう』

社会派ブロガー「ちきりん」さんが未来の働き方について考えを述べている本です。「ワーク・シフト」を読んだうえで書かれている本なので、「ワーク・シフト」と似た思想が随所に含まれています。特に共感した点を3つに分けて記事に書きました。

「未来の働き方を考えよう」を読んで(1)キャリアの一貫性なんてマジ無駄

【本】「未来の働き方を考えよう」を読んで(2)本当に好きなことをやろう 

【本】「未来の働き方を考えよう」を読んで(3)会社に依存するのは危険 

 

(8)『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』

こちらも「ちきりん」さんの著書です。働き方だけではなく、人生にまでスケールを広げて書かれた本です。この本も序盤の書き出しに大いに共感して読み始めました。

【本】世間の常識に縛られて嫌々働いている人は『ゆるく考えよう』を読んで気楽になりましょう - 会社辞めて一旦ニートになります

 

(9)ソース 

ワクワクすることをやることの大切さを述べている本です。タイトルが何を指しているのか解りにくいのだけがもったいないと思います。

ワクワクしない、嫌なことばかりする人生が死にたくなるということは身をもって体験したので、本書に書かれていることの大切さはよく分かります。

(書評記事なし。)

 

(10)『マイナスな人生でもプラスになれる生き方』

現在は独立して仕事をしている約30人の方へのインタビューで構成されている本です。作者のかさこさんはブログ界では有名な人。上述した『勤めないという生き方』と似た内容となっていますが、本書の方々は「ブログ」を活用している部分がややクローズアップされています。

失敗も経験しながら好きなことを仕事にしていった人達の経験を垣間見ることができる本です。

【本】『マイナスな人生でもプラスになれる生き方』を読み、やりたくないことを書き出してみました - 会社辞めて一旦ニートになります

 

(11)『月3万円ビジネス』

競争して世の中のためになっているかよく分からないマネーゲームをするのではなく、分かち合い、世のためになる小さなビジネスを地方で複数実施しながら暮らしていく、そんな働き方を提案する本です。

小さなビジネスを複数組み合わせるというのは、リスクヘッジの面でもいいと思っています。自分も一つの会社に依存することなく、複数の月3万円(ぐらい)のビジネスを組み合わせて生活していくのもいいな、と思いました。 

(書評記事なし)

 

(12)『ナリワイをつくる』

生活の支出は抑えて、自分でできることは自分でやって生活を充実させて、そうする中でナリワイを作り出しましょう。そしてそんなナリワイを複数持って行きましょう。という話。

帯に 「非バトルタイプのためのゆるやかな作戦」と書かれており、ソルジャーではない自分にとっても相性のよい本でした。

【本】『ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方』支出を抑えてナリワイを作りたいと思いました。

 

 (13)『心が喜ぶ働き方を見つけよう』

もともとは伊藤忠商事に勤めていた筆者が自分の内側から湧き上がってくるエネルギー、本当に自分の求めている心の声に耳を傾けて、素直に動いてみた結果、被災地支援から、石巻市雄勝町 事業家兼漁師になるまでの話。

こんな思いで働きたいです。。。

【本】『心が喜ぶ働き方を見つけよう』を読み、グッとくるような働き方、社会貢献をしたいと思いました。

 

(14)『「年収6割でも週休4日」という生き方』

 IT企業「アシスト」の設立者の本。(アシストにはお世話になったことあります。)

大量生産・大量消費・大量廃棄の経済サイクルから脱却することで、もっと豊かな未来を迎えることができると説く著者の考えが詰まった本です。

(書評記事なし)

 

(15)『年収100万円の豊かな節約生活』

東大を出て、大手酒類メーカー勤務後、30歳過ぎからは料理に目覚め、定職に就くことなく20年ほど経過。その生活ぶりが書かれています。料理の楽しさはこの本を読んでから気付いたかもしれません。

(書評記事なし) 

 

 

(16)『諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』

(2017年1月追記)

 

(17)悩みどころ逃げどころ

(2017年1月追記)

 

上記の本は電子化されているものも多いです。少しだけミニマリスト的な志向もあるので、最近はもっぱらKindle Paper Witeを使っています。こちらもオススメ。バッテリーが長持ちするし、目にも優しいです。こちらにがんがん本をダウンロードして読み漁ってみてはいかがでしょうか。かさばりませんよ。

 

なお、電子書籍はKindleアプリをiPhoneやAndroidにダウンロードすればKindle端末を購入しなくても読めるのは有名な話。そちらでもいいかもしれませんね。

 

まとめ

これらの本を読むことで、もともとそんなに行動力がない自分が退職を決意することができました。現在の働き方について何か考えのある方は、ぜひ気になったものがあれば読んでみてください。

そうでなくても、周囲に働くことに苦しんでいる人がいて、その人をどうにか助けてあげたいと思っている方にもオススメです。

 

 

2016年2月1日追記

会社辞めました。

会社辞めました。簡単にこれまでの振り返りと今後のことを書いてみます。